特定非営利活動法人(NPO法人)くもりのち晴れは宮城県大崎市に拠点を置き、大崎市、仙台市、加美郡の3箇所で、障害者支援施設を運営しております。
こちらでは、障害を障害といわず、「しょうがい」と呼んでおります。健常者や障害者と考えをせず、地域社会で共に生きていくことのお手伝いをしております。
生まれながらに抱えてしまった、自閉症などの広汎性発達しょうがいや不幸にして心の病におちいってしまった人たち、現代社会の申し子と言われるひきこもりの人たちご本人でも、ご家族でも当法人にご興味がございましたらお気軽にご相談ください。

NPO法人 くもりのち晴れの基本理念のページです。

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くもりのち晴れの基本理念

基本理念

設立趣旨

見わたせば、私たちの周囲では、生きることに折り合いをつけることができずにいる人たちが、いっぱいいます。「共生の社会の実現を」という掛け声は聞こえてくるものの、彼らと共に生きていくことを志している人は少ない。 生まれながらに抱えてしまった、自閉症などの広汎性発達しょうがい、不幸にして心の病におちいってしまった人たち、現代社会の申し子と言われるひきこもりの人たちの生きにくさを、私たちは特定非営利活動法人というかたちでかかわることによって、地域社会のふところの深さを広げていきたいと思います。 施設に収容する時代は終わりにして、地域社会で共に生きていくことのお手伝いが出来れば、私たちにとってこの上ない喜びです。

ミッション(法人の想いと使命)

しょうがいを持っていても、持っていなくても。
地域の中で自分らしく生きていくためのお手伝い。

発達しょうがい児・者の療育について

目的

  1. 適切な療育を施すことによって、しょうがいを軽減し、日常生活、社会適応力の向上を図る。
  2. 普通の場所で、普通の暮らしを

本人のどのような困難を改善していくのか

  • 「食・睡眠・排泄」
  • 「パニックやかんしゃく」
  • 「衝動性」
  • 「多動性」
  • 「注意欠陥」
  • 「アンバランスな学習能力」
  • 「こだわり行動」
  • 「常同行動」
  • 「コミュニケーション」
  • 「発語」
  • 「認知力」
  • 「自己認識」

保護者のどのような困難に共感し、支援していくのか

  • 「子育てとしての対応の困難さ」
  • 「家庭生活の困難さ」
  • 「子供の将来像への不安」
  • 「地域生活の困難さ」

いろいろな方法で、技法が開発されましたが、誰でも当てはまる決定的な方法は無いと言ってもいいと思います。
なぜなら一人一人のしょうがい特性、パーソナリティー、能力、生活環境の違いが大きく、一人一人に適した方法を捜していくしか方策がないからだと思います。
私達も「魔法の杖」を持っているわけではありません。
しかし、関係性を強め、粘り強く関わりを極めていくことが、結局子ども達の成長を促すということは私達数年間の経験から重要なことだと思っています。

1対1のコミュニケーション(セッション)が基本です。

(個別的で具体的な「育み」と「関わり」が大切です。)
言葉・五感・表情・ふるまいを駆使し、情動の働きかけを行い、「気づき」、「反応」、「判断」を促し、日常性、社会性を高めていく。

1対1の心理的な「かけひき」や「やりとり」によって本人の「気づき」を促し、本人の課題を見つけ出し、一つ一つのステップを踏みながら日常生活、社会適応力を高めていく。

代表のたぐい稀な直感力と豊富な経験にうらうちされて、くもりのち晴れは「発達しょうがい児童の療育」の先頭を走っています。
毎日が謎や疑問の連続です。私達は自閉症の研究者ではありません。
あくまで子ども達への療育の実践者集団です。

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